射撃&鉄砲のコラム
トラップ入門9:目について

練習射面で8割射手がクレーと照星の関係がそんなによく見えているということはスイングスピードが遅い事が考えられます。多分リード射撃に近い射法になっているのでしょうね・・・・・・等速度運動しているから両方見えるのです。
右射手の場合、左が外れるのは殆どの場合クレーに追いついておりません。(左のクレーを追う時も右目で追いますが生理的に難しいのです)通常ですと右利きの選手は右のクレーが難しいものです。

理由は据銃をした時に眼球は左に向きます。通常顔の正面を見ている目が左にずれているので右に出たクレーを目で追う時の眼球角度の変化は眼球を左に持って行ってる力を抜くだけですので非常に軽くて速くなります。反して左のクレーは眼球角度がそれ以上左に行きにくい角度になっているから撃つとすれば当然上体を左に旋回させます。この左右45度の射撃は銃口のスピードが0から加速し始めてクレーに銃口が追いついて射撃を行う訳なので銃口の移動距離一番ある為にクレーを撃つ時の銃口スピードが一番速くなる訳です。それに反して微角度の射撃の場合は早く追いつく訳ですから銃口スピードはそんなに上がっておりませんが引き金は早くなります。

結論として『右射手の場合、左方向の眼球の角度変化は少なく、右方向の眼球角度の変化は多い』と言うアンバランスな状況で射撃をするわけです。人が物体の移動速度を認知する方法は生理的に眼球移動角度の変化なのです。
これは親子2代で眼科医を開業している私の友人から話を聞きました。
たとえばプロ野球のピッチャーが150kmの球を投げた時に3塁ベース方向から見るとボールは左から右に移動するわけでとても早く見えますがセンター方向から同じボールを見れば放物運動の高さ変化を見るわけですからそんなに早く見えません。右射手が右のクレーをはずすのは眼球移動角度が多いためクレーが『早い』と言う視覚&脳からの信号に反応して銃口の振り出しスピードが上がるからなのです。

従いまして、コールしてクレーを発見した時に、特に右ですが、銃口をいつものスピードで振り出して加速が付いてきた時にクレーが視野に入り確認して視野の中心にクレーが入ってきたとき(視野の中心の下には銃口があります)に発射する事が出来れば45度クレーに対する対応としては100点です。

据銃がきちんとできてスイングの最初から最後まで型が崩れず軸旋回をして視野にクレーを捕らえていれば、視野の真ん中にクレーが入った瞬間に射撃を行なえばクレーに当たります。私の場合のイメージは『目でクレーを割る』イメージで、照星は射撃終了後でないと見えません。
左のクレーが全く当たらないのは殆ど左目でクレーを捕らえている公算が高いです。支配眼のチェックをしていてください。通常の人は右利きの場合支配眼は右目で左利きの人は左目です。

by ドラえもん


戻る戻る
Copyright (C) 2005 Setagaya Clay Shooting Federation. All Rights Reserved.